人口減少社会の行き着く先

「人口減少社会」の在野の研究者。「人口減少社会」の行き着く先を探してます。大磯に山林所有。

夕焼けと真理

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散歩中に撮った画像。


過去は過ぎ去り、未来は未だ来ず、向き合ってるのは、いま、ここ。


目指す未来に向け、いま、ここで頑張る。


人口の波が勝手に上へと運んでくれる時代がすでに過ぎ去ったこの日本で、茹でガエルとして身動きとれなくならないようになるため、そういった努力がより必要とされる時代になりました。


より主体的に、より効率的に、より当事者意識をもって、昨日より今日、今日より明日がよくなるよう、他者より抜きん出ようと努力する。


このこと自体は素晴らしいことです。疑う余地もなく。


ただ、目指す未来のためにいまを生きるのではなくとも、いまを大事にすること以上に必要なものなどあるのだろうか。


そのようにして見渡せば、権力に抗わず、野心も持たず、ただただその日を生きる、それだけでも尊い行いには違いない。


掴んではすり抜けていくこの感覚。


生きるってのは、深い。