- 作者: 鈴木裕人,三ツ谷翔太
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本
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BOOK LAB TOKYOで今読んでいる本です。
端的にいうと、グローバル資本主義もフロンティアがなくなり、ICTの発達とそれに伴う個人の台頭に伴って、グローバルではなく、地域社会がサスティナブルになっていく、文化的土壌のある日本にはチャンスが到来する、という趣旨の本。
総論賛成各論反対。具体的に反対というか賛成できない点は、おじいちゃんおばあちゃんばかりの地方の地域社会で、ICTを駆使したコミニュティのイメージが全く湧かないという点。
余生を見据えた人は、敢えて変化に挑んだりしない。昨日と同じ今日と明日を大事にする人たちだから。
参考にはなるけど、この本の趣旨は、残念ながら人口減少する社会の解決の糸口にはなり得ない。