人口減少社会の行き着く先

「人口減少社会」の在野の研究者。「人口減少社会」の行き着く先を探してます。大磯に山林所有。

人手不足で24時間営業は限界のコンビニ

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今日もBOOK LAB TOKYOにきてます。

拠点のマンションから徒歩1分。


最近ニュースを賑わしてますが、コンビニの24時間営業について、人手不足でオーナーから限界という悲鳴が上がっています。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190303-03021193-nksports-ent


人手不足なのはもちろんそうで、加えて地方では24時間営業ではもはや採算が合わないところも多いのではないでしょうか。


この流れは今後加速する一方です。これに対して、中国などで先行している無人販売店導入の声も上がっていますが、これについては長期的に意味がないと考えています。


原因は人口減少社会だからで、供給サイドを整えたところで人が減ることの需要減が賄えないからです。


生産性を上げよう、付加価値を上げよう、働き方改革ではそのような主張がありますが、いずれも供給サイドのみの話であって、国内の需要減については何の解決にもなりません。


そして、人口減少社会で最も経済的に痛いのは、まさにこの需要減なのです。


今後の日本では、人手不足→生産コストの増加→物価上昇→需要減→供給体制の縮小→経済衰退、という流れがデフォルトでしょう。


もはや取り返しのつかないところにきているのでは、と思わずに入られません。