人口減少社会の行き着く先

「人口減少社会」の在野の研究者。「人口減少社会」の行き着く先を探してます。大磯に山林所有。

自動化への流れ

この写真も香港の観光地、スタンレーでの一枚

 

さて今日の話題は自動化への流れについて。人の手作業をマニュアル業務といったりしますが、今のところあらゆる仕事の大半は、このマニュアル業務で構成されています。ですがこのマニュアル業務、主にAIの進化で自動化に切り替わっていくと言われていますね。アメリカでも中国でも、タクシーなどの自動運転の実証実験が始まっています。もちろん運転だけでなく、ホワイトカラーと言われる会社員の仕事にも自動化の流れは波及していくでしょう。一見ネガティブな流れです。しかし、僕は少し違う観点でこの自動化の流れを捉えています。

 

というのも、本来、人間の脳は地球上の進化の集大成であるので、物事を俯瞰し、法則を抽出し、それを具現化するという生物上で唯一の力を持っています。この力が、地球をより良くしていくという人間の使命につながるわけです。

 

世の中に溢れている退屈な仕事はAIに任せ、我々人間は生まれ落ちた時から持つ好奇心や自我に沿って世の中を良くすることに専念できるようになる社会。これが一つの理想系です。

 

この理想系を作り上げる過程で、人間の脳に残っている原始的な闘争本能も退化していくとよいです。もう、我々はテクノロジーを持っているので、闘わなくても生きていける。このような不必要な脳の機能の退化を教育的に反復していくことができると素晴らしいですね。

 

最近流行りのSDGsって、巷では良くない噂もある一方、上記のような意図も含まれてるような気がします。

 

誰かの意図か集合意識によるものかは分かりませんが、三歩進んで二歩下がりつつ、世界はよくなっていく。それを信じてまた明日。