人口減少社会の行き着く先

「人口減少社会」の在野の研究者。「人口減少社会」の行き着く先を探してます。大磯に山林所有。

香港オフィスの部下の部下のお給料

この写真は昨年12月に撮った私の住まいがある香港のマンション。

昨年末、香港オフィスで私の部下の部下と本音トークをしました。私の部下が持つ部下です。ややこしいですね。。彼は最近転職してきた人で30代半ば、上司にもちゃんと自分の意見を伝えるし、部下の面倒見もよい、要は信頼できる。その彼が言うには、この香港オフィスの給料が他社と比べて安く、この給料体系ではなかなか人が定着しないと。彼の話を受け止めてその場は終わりましたが、私は立場上彼の手取り金額を知っています。今の為替相場で円換算すると、なんと毎月約120万円。。これで香港では他社より安いとは驚きですが、30年間低成長だった日本人と、香港人の感覚のズレはここまで大きくなっていたのか、、と考えさせられる一件でした。

進む円安

写真は先ほど撮った香港の夜景です。香港島からみるカオルーン。クリスマスなどのイベント時はもっと華やかです。9月に出張した上海も夜景は素晴らしいかった。日本の都市の夜景も綺麗ですが、華やかさでは香港の方が良いのかもしれません。話変わって、円安が進んでいます。正確には昨年末に向かうにつれて一時円高傾向でしたが、年明け早々円安に振れてます。ドル円のレンジが徐々に円安方向に流れていってますね。ドルも紙幣、つまりは信用だけ付与された紙切れです。その信用は栄枯盛衰の名の通り長期的には減価します。そのドルに対して安くなる円。先進国という立ち位置を維持できる残り時間はそう長くないのかも知れません。衰退国の色合いが強くなる日本。ただその自然風景はどこまでも美しい。

地震や事故

年始から能登半島での大地震羽田空港での事故など不安な出来事が続きます。足元では被災者のご無事を祈るくらいしかできませんが、今年も明るい未来が来ると信じて少しずつ前に進んでいこうと思います。写真は夕焼けが照らす湘南の浜辺です。自然は本当に美しい。本年もよろしくお願いいたします。

香港での旧正月

前回の更新から1年。。誰でもご覧になっていない気がしますが、、密かに再開します。現在は香港にいます。

このブログを始めた当初と比べて、日本の衰退は顕著になってきました。多くの日本人の方々が、これからの日本の経済的な見通しは暗いと思っているのではないでしょうか。

香港の人やアメリカ人と話しても、30年前の日本はグレートな国だった、だがそこから進展していない、その間に世界は進んでいる、という話を耳にします。

でも、この30年間、日本人は真面目なままでした。さぼっているわけではないです。人口がピークを迎え、そして減少するということは、経済成長の限界につきあたり、そして経済がシュリンクすることを意味するのです。

下り坂のエスカレーターで現状を維持しているのが日本だと思っています。

中国も人口の減少が始まりました。日本と同じ境遇になっていきます。ほかの国も時期にそうなるでしょう。だからこそ、日本のこれからが、世界のこれからの見本になる、そう信じています。

日銀の限界も見えてきて、これから一年か二年くらいの間に、日本経済はフリーホールのような落下を経験するかもしれません。ですが、そこからまた始めればいい。新しい価値観を持って。世界にそれが浸透するのを信じて。そう思います。

旧正月

 

再開に向けて

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気づくともう7月も終わり。コロナ禍対応で息つく暇もなかった繁忙期ももうすぐ一区切り。コロナは日常生活の脆さを露呈しましたし、この不安定な生活はまだしばらく続くでしょう。


ただ、長い目で見ると、コロナ自体は、弱毒化やワクチン大量生産で数年目処で下火になると思っています。


毎年が異常気象と呼べる気候変動、中国とアメリカの覇権をかけた争い、あらゆるセクターで積み上がりすぎた債務、日常に未だ適用し切れていないテクノロジーの数々、こういった時代転換の要素が目白押しの中、歴史の中でコロナの位置づけは、時代を変えるトリガーの役目となるのではないでしょうか。


人口が減り続ける日本は、何もしなければ時代転換の波に沈むでしょう。それも一つの選択です。ただ、みんなが抱えざるを得ない不安を、自立をしつつ解消できそうな案もおぼろげですが脳裏に浮かび、輪郭を帯びてきています。


忙殺される日常から少し平穏な日々に戻りますので、今年中に一つ形に。そんな静かな意思が芽生えてつつある今日この頃です。



大磯の山林を売ろうかと思います。

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正直手放したくはないのですが、、本業が忙しすぎてまとまった時間がまるで取れず、


[https://twitter.com/takumijun01/status/1122509083481755648:embed#本業が忙しすぎて、山林に行く時間が全くなく、、RT 大磯の海が見える山林 約1400坪以上を売ります #ジモティhttps://t.co/DKd2Jtx2vs]